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西原 健司; 辻本 和文; 大井川 宏之
NEA/NSC/DOC(2013)3, p.77 - 85, 2013/04
原子力発電の終焉時に、商業炉使用済燃料中のTRU核種のマネジメントが大きな課題になる。これらを直接処分するときのリスク要因となる長期間の潜在的毒性や核拡散に対する懸念を低減するためにTRU核種の核変換を行う場合のシナリオ検討を行った。この場合、核変換対象として、量と核不拡散の理由からPuの方がMAよりも優先度は高くなる。本研究では既存軽水炉技術のみを用いた場合と、高速炉やADS等の革新的システムを用いた場合を検討した。高速炉やADSを導入できる場合は、PuとMAのHLW中の含有量は極めて小さくなる。本研究ではこれらの核変換方策に対して、必要な核変換システムの基数と期間を核物質フロー解析コードを用いて評価した。また、処分場規模についての比較も行った。
岡嶋 成晃; Fougeras, P.*; Gil, C.-S.*; Glinatsis, G.*; Gulliford, J.*; 岩本 修; Jacqmin, R.*; Khomyakov, Y.*; Kochetkov, A.*; Kormilitsyn, M. V.*; et al.
NEA/NSC/DOC(2013)3, p.265 - 278, 2013/04
マイナーアクチニド(MA)のマネジメントに必要な積分実験を検討する専門家グループ(EG on IEMAM)が、OECD/NEA/NSCの下に設立された。その目的は、MAマネジメントの観点から、MA核データの検証に必要な積分実験のレビュー、追加する積分実験の提案、それを遂行する国際的な枠組みを提案することである。本報告では、EG on IEMAMにおいて討議された以下の結果についてまとめた: (1) MAマネジメントに必要な核データ、(2)既存積分実験のレビューと必要となる実験の内容、(3)実験実施における課題とその解決策の検討、及び(4)国際協力の提案。
渡部 創; 三浦 幸子; 佐野 雄一; 野村 和則; 駒 義和; 中島 靖雄
no journal, ,
抽出クロマトグラフィ法によるMA (Am, Cm)の回収プロセスとして、溶媒抽出工程のラフィネート(抽出残液)からMAとLnを回収する群分離工程と、回収したMAとLnを含む溶液からMAを分離する相互分離工程から構成される2サイクルフローについて各種の候補吸着剤を用いた検討を行ってきた。最適なフローシートを選定するにあたり、それぞれの吸着材について安全性及び耐久性を評価するため、硝酸溶液に浸漬して線を照射し、酸濃度,照射線量が吸着性能等に及ぼす影響を調査した。抽出クロマトグラフィに用いる吸着材の安全性及び耐久性を評価するためには、線に加えて線照射の影響を考慮にいれる必要がある。本件では、CMPO, TODGA, HDEHP, R-BTP吸着材にAmを吸着させることで線を照射し、線照射が吸着材性能等に及ぼす影響を評価した。線照射後の吸着剤はDG/DTA分析により劣化物の生成を確認した。100C未満には発熱ピークは認められず、線照射により、危険因子となる劣化物は生成しないことがわかった。